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どうも。
実はもう、G級祖龍を倒すぐらいストーリーが進行してしまっているシンです。
(ノ∀`)
ブログはショウグン亜種の記事で時間が止まってるのにwww
早く記事書かなきゃ・・・・゚・(PД`q。)・゚・
とかいいつつも、また今回は正規の記事とは別のものを書いてしまう私。
なんかこう、その時その時に興味がわいたものへと方向がころころ変わってしまうんですよねw
もはや、モンハンから浮気しつつありますし(ノ∀`)
以前は携帯で二次創作小説系サイトの管理人をしていた私。
当時は16歳でして、相当イタイ小説を書いていたと思っているのですが、
18歳となった今もそれはたいして変わっていなi)`д)・゚:。
まあ、書きたくなったから書く。しょうがないですw
あ、なんかもういたたまれなくなったら、すぐにブラウザを閉じてください(ノ∀`)
では、記事ここから。
微かだが、確かに殺気を感じた。
新米ハンターならばその気配に気付いた時点で首を飛ばされていると聞いたが、まだ首はある。
自分は少なくとも新米の域は脱したということなのだろう。
暢気な事を考える余裕こそあったものの、差し迫った事態をどう切り抜けたらいいかはまるで見当が付かなかった。
そもそも、あいつはどこに行ったのか。
「くそ、何とかならないもんかね・・・」
気配がふと、動いた。
樹々の闇に紛れて、炯々とした眼をしたなにかが、飛び掛ってくる。
樹海で、新しくモンスターが発見されたという。
なんでも素早い動作に特化した四肢を持ち、闇に紛れる漆黒の鱗に身を包んだ竜らしい。
狩猟解禁の告知がギルドからなされてから、酒場はその話題で持ちきりである。
だが、驚く程にクエストの受注をする者は少なかった。
狩人なら誰もが一度は闘ってみたいと思うだろうが、流石に新種の竜なのだ。
既に研究し尽くされている他の竜とは違って、危険は相当なものだった。
新たに存在が確認されたモンスターの討伐に出かけた者が、五体満足で帰ってくることは少ない。
そのため、中堅の狩人、そしてギルドから依頼を受けた手練れでさえも受注を渋っているという。
生贄にはなりたくない。それが本音だった。
ただ一部の狩人、戦闘を愉悦とする者たちが、樹海に入ってゆくのみだった。
酒場の娘が、情けない狩人達を冷ややかな眼で見ていたのを覚えている。
その新種、名を迅竜・ナルガクルガという。
今が旬とでも言うべきか、素材は高騰している上にギルドの研究機関から報酬の上乗せまでされている。
そこに惹かれた自分がいた。
早速相棒と出掛ける事になり、周到に支度をし、樹海行きの竜車に乗り込む。
緊張はあまりなかった。
相棒は、ドンドルマにこの人ありと謳われた狩人だったのだ。
受注の際に背後から寄生だとかなんとか聞こえたが、そんなものは気にしない。
いざ樹海に入ってみると、あっさりとはぐれた。
無理なことではあるが、奴を鎖で繋いでいなかったことを強く後悔する。
そもそも連れは純粋な狩人で、戦闘意欲からこのクエストに加わったのだ。
樹海というエリアには初めて足を踏み入れるということもあってか、ことのほかはしゃいでいた気がする。
二度目に振り向いた時には、既に連れの姿はなかった。
「・・・しまった」
一生の不覚。
連れの性格はわかっているつもりだったが、だからといって制御できるわけでもない。
目を離すべきではなかったのだ。
不意に背後から物音がした。
「いひゃうッ」
鼻をひくつかせたモスが、茂みから顔を出す。
「・・・・・」
無言でモスを蹴ったあと、連れを探すためにその場を立ち去ろうとして、足を止めた。
全身の毛が、逆立ったような気がした。
樹々の闇に紛れて、炯々とした眼をしたなにかが、飛び掛ってくる。
「―――?」
数秒経ったが、何も起こらない。
飛び掛ってきたと思っていたものは、まだずっと遠くにいたのだということが分かった。
自分は随分と緊張しているらしい。
「逃げるか・・・あいつと合流できれば、なんとか」
振り向いて、力の限り駆け始める。
力こそあまりないが、一挙動の速度や身のこなしには自身があった。
だがそれでもモンスターのそれには劣ると分かっていたので、必死に駆ける。
数秒し、足を止めた。もう動けなかった。
前方に殺気を感じ、既に回り込まれていたのだと気付いた。
動くと、確実に襲ってくるだろう。
観念し、二振りの小剣を背の鞘から抜き放った。
「狩人とじゃれ合いたいのなら、あいつと勝手にやってくれればよかったんだがな・・・」
何故にわざわざ自分のところに来るのか。
もしかしたら、モンスターも漠然とこちらの方が弱いと判断したのかもしれない。
茂みを出、開けた場所に移動した。
木々に隠れながら仕掛けようとも思ったが、自分の武器ではかえって動きにくいと判断したのだ。
こちらが動くと、案の定相手も動き始めた。
木々の影から急に、黒い何かが飛び掛ってくる。
想像以上に疾い。対応しきれるか。
咄嗟に前に跳躍し、大きく振られた刃のようなものを避けた。
着地し、転がって振り向いた後、ようやく飛び掛ってきたモンスターの姿を視認する。
漆黒の体躯に、刃のような前脚、鋭い光を宿す双眸。
噂にのみ聞く迅竜、ナルガクルガに違いなかった。
「ガァアアアァアァアァァアァ!!!」
凄まじい咆哮が、樹海全体を震わせたかのように思えた。
「―――ッ!」
思わず、耳を塞ぐ。
対する迅竜は、発達した四肢に爆発的な力を溜め、弾けるように飛び掛ってくる。
巧妙に体を屈め、辛うじて避けた。肌がひりつく。
(いつまでも、逃げてばかりではいられない。だが―――)
隙あらば乱舞、というのが双剣使いではあるが、一人では如何ともしがたい。
そろそろ相棒が騒ぎに気付いて、駆けてきているはずである。
それを待つしかなさそうだった。
(角笛を、忘れていなければな・・・)
「ヒュンッ」
「!」
気を抜いた瞬間に、よくしなる迅竜の尾が、唸りを上げて迫ってきていた。
まともに胴に受け、相当な距離を吹っ飛ばされる。
そのまま転がり、動かなくなった。
以上です。
う?ん、イタい(ノ∀`)
久しぶりにこういう文章を書いたな・・・
かなり疲れました(´・ω・`)
あ、苦情は受け付けませんよwww
では(*゚-゚)ノシ
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